第4回・・・セガの抵抗〜自滅への道

 セガというと、どうしても頑固オヤジを想像してしまうのは私だけでしょうか。
 前々から思っていたのですが、どうも保守的な面があります。

 セガのゲームはセガでしか出来ない。

 これは当たり前のことといえば当たり前なのですが、マーケティングという
 観点から言えば、明らかに失敗でしょう。

 しかし、セガはこの姿勢を今にいたるまで続けています。まぁ、良いことか
 悪いことかはさて置き、見上げた根性というべきでしょう。

 セガでしか出来ないゲームといってもいろいろとあります。
 「ファンタジーゾーン」(セガ)などはいい例でしょう。それまでは宇宙空間が
 メインだったシューティングの世界にパステル調の色合いを持ってきて、
 見事に成功しました。もともとACだったものを【セガマーク3】に移植
 したものです。移植といっても100%の移植が出来るほどハードの性能は
 よくはなかったので、完璧とは言わないまでももともとのファンを裏切らない
 出来のゲームに仕上がりました。

 注)ただし、これに関してはセガのゲームでしか出来ないといいましたが厳密
    にはFCでも出来ます。サン電子が移植したのです。このように極まれに
    セガのゲームを移植することはありましたが、ほとんど無いといっていい
    でしょう。

 では、なぜゼガのゲームはセガでしか出来なくても商売が成り立つのでしょう?
 それはセガの技術力ということに他なりません。AC業界では常にトップを
 誇っているセガ。新しい技術はいつもここからといっても過言ではないほど
 ACの先端を担ってきていました。ゲームセンターのあの興奮を家庭で!
 というといささか陳腐な表現ではありますが、最初から申し上げているとおり
 FC以降のTVゲームはいかにしてACのゲームを取り込むかということも
 重要なファクターとされていましたので、セガのゲームは垂涎の的だったわけ
 です。

 なのでFCの隆盛に押されはしましたが細々とファンはいたのです。これが、
 のちのち『セガはマニアがよりつく』に関わってくるのです。

 セガは任天堂と違いAC業界という基本的な基盤があったのでそちらとの
 兼ね合いもありました。あるキャラクターを前面に押し出したゲーム、
 俗に言うキャラゲーもこのあたりから始まります。
 「赤い光弾 ジリオン」(セガ)というアニメのゲーム化などがそれに当たります。
 
 セガと任天堂はこの時点でもう同じ土俵には立っていなかったのかもしれま
 せんね。

 次回第6回[小型機対決(カラー?モノクロ?)]
     第7回[セガの抵抗(2)]


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