ARとST

CT(チャレンジタイム)とAT(アシストタイム)、それからRT(リプレイタイム)の話は依然にしたとおもう。今日はARとSTのお話をしてみたい。

ATが、CTに対するパンクやとりきりの心配を排除して、BIG獲得枚数をAタイプ並に引き上げ、時短に相当する機能として登場した、ということをお話した。そこから核爆発的に生まれたのがAR(アシストリプレイ)だ。

AR=AT+RT

である。要するにじわじわ増えていくのがAT、まったく減らないのがRT。このふたつが融合するということは・・・「増えまくり」(笑)

そう。リプレイで減らさないようにして小役を告知することでまったくメダルを減らさずに増加していくのがARの強み。100GくらいのARでも小役の払い出し枚数にもよるが、100枚ほどは増える見込みになる。サミーのディスクアップなどはこの機能が斬新であったがゆえ、ヒットとなった。

一方、ネットはST(ストックタイム)を提唱。一定ゲーム数のRT中に引いたボーナスはすべて貯留され(ストック)、ST終了後に一気に放出させるという、一時の貯金マシンのような機能を搭載したブラックジャックをリリース。

双方ともメダルを減らさずにボーナスを待つという基本的スタンスはかわらない。要するにプレイヤはボーナスの連打を求めているってことだね(笑)

そして、それらを更に融合させたのがサミーのハードボイルド。BIG終了後1/2でAR。ARは150Gか1000Gだが、その間にもボーナスの抽選をしており、引いたボーナスはAR終了後に一気に放出。このあたりはST。しかもハードボイルドの恐ろしいところはストックしたBIGはすべてハイパーBIGとなることと、そのBIG一つ一つに対してAR抽選を行うということだ。ブラックジャックなどは、ST中に引いたBIGに対してはSTを引くことはない(あくまでも初あたりのBIGに対してのみSTが発生)が、こちらは恐ろしく爆裂機能。ツボにはまれば一撃5000枚も見えてくる。

これらの機能はすべてリプレイが鍵を握っている。なぜならリプレイは払い出しのない小役(現状維持ができる)であり、確率を簡単に変えられる小役であるからにほかならない。上記のような機能は当然のことながら4号機以降でないと思いつかないような機能であり、まだまだ4号機も捨てたもんじゃないな・・・と思う・・・が、そういうわけではない。3号機以前には爆裂性能を秘めたマシンが多々あった(つまり裏モノという意味ね(笑))ことを考えると決して現在の状況にひけを取ることはない。

ただし、3号機以前の機種で20000枚だせるか?といわれると・・・答えは否。今の機種たちはどうにも爆裂過ぎて、下手な裏モノよりはるかに恐ろしいものになっている。

でも、良く考えてみると、これらの機種をリリースする原因は・・・紛れもなくお上にある。お上が「あれはダメ、これもダメ」といい続けているがために各メーカは必死になってドキドキできる機種を考え出し発売しているわけで・・・お上がGO!といえば、CRパチスロも時間の問題だといわれつづけているし・・・。

さて、次はどんな性能でわれわれをあっといわせてくれるのでしょうか。

前のページに戻る


白雪☆みっちゃん