21回目は「電車でGO!」(タイトー)です

 ジャンル
   シミュレーション(トレインシミュレーション)

 対応ハード一覧
   アーケード
   PS
   
 おすすめ度
   音楽          3
   ストーリー    2
   操作性        5
   熱中性        5
   総合          4

 子どものときに一度は思ったこと、それは「電車の運転手」。
 そんな夢をかなえてくれるのがこの「電車でGO!」です。
 車両の一番前に見える運転席そのままの画面。マスコンと呼ばれる
 アクセル、ブレーキ。で、電車だ・・・と思わずにいられません。

 ゲーム内容は至って簡単。
 「電車を駅に止める」
 たったそれだけです(^^;
 たったそれだけのために、どうしてこうも燃えられるのでしょう。

 要因は大きいところで1つしかありません。
 まぁ、お分かりかもしれませんが、すべてが「リアル」なのです。
 選べる路線は4つ「山陰本線」「東海道本線」「京浜東北線」「山手線」。
 そのどれもが、実在する路線です。もちろん、始発から終点までという
 わけには行きませんが、山手線なら半周と、結構な区間をカバーしています。
 背景もリアルです。完璧に同じかといわれれば、それは・・・ってなりますが、
 まぁ、妥協できる部分は妥協すれば、リアルといっても過言ではないでしょう。
 そのリアルさが鉄ちゃん(鉄道マニアの方々)ならずとも普通のゲーマーから
 その辺のおにいさんまでを巻き込んだ電車でGO!ブームになった要因だと
 考えています。

 持ち時間は30秒(ノーマル設定)。
 電車には当然のごとくダイヤが設定されておりそのダイヤごとに運転
 しないと、持ち時間が減っていきます。停止位置を守らなかったり
 標識・信号を守らなかった場合にも減点されます。
 逆に正確に駅に停止できたりした場合にはボーナスとして持ち時間が
 増えていったりもします。結構バランスは良く出来ています。
 問題は、一度ダイヤが遅れると取り戻すのが結構大変、ということで
 しょうか。こればかりは実際の電車でもむずかしいでしょうから、
 当然といえば当然なんでしょうけど、救済措置があればよかったな、と
 思いますね。

 忘れちゃいけないのが「各種イベント」です。
 途中ある条件で雨が降ったり、雪が降ったり、はたまたUFOが飛んだり(^^;
 トラックが踏切で脱輪してたり(笑)

 プレイヤーをだれさせない作りは見事ですね。
 最近のゲームはなるべくゲーム初心者を取り入れようという動きが
 多くなってきています。不況だからなぁ(笑)
 初心者でもマニアの方でも楽しめるゲームが本当の意味でのいいゲームで
 あると私は信じています。
 
 これは一度プレイしてみてください。電車の運転手はどうやったら
 あんなに正確に停車できるのかを体験することが出来ます。

 次回は最新の「Beat Mania」(コナミ)です。

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