もう15回だ(^^;
 今回は「源平討魔伝」(ナムコ)です。

 ジャンル
   アクション 

 対応ハード一覧
   アーケード(1)
   PCエンジン(1・2)
   FC(1)

 おすすめ度
   音楽          3
   ストーリー    3
   操作性        3
   熱中性        4
   総合          3

 いま、20台の人で中学生くらいからゲームを始めたような人なら、
 ご存知でしょう。ナムコの名作中の名作(だとおもう(^^;)、それがこの
 「源平討魔伝」です。

 源平合戦で敗れた平家の武将、平影清(実在はしないでしょう(^^;)が、
 鎌倉にいる源 頼朝を討つという歴史に乗っ取ったストーリーです。
 なので、当然この影清のスタート地点は、地獄(笑)
 黄泉の国を越えて(2面)、日本に戻ってきます。戻った先は・・・当然、壇ノ浦。

 そこから影清の復讐劇が始まるのです。

 このゲームはライフ制を採用しているのですが(この頃のライフ制は結構斬新)、
 攻撃力や、防御力も持っています。途中で拾うアイテムによって影清の力が
 上がっていくのです。

 壇ノ浦から鎌倉までの道のりは一つではありません。当然いろいろなルートが
 あるのですが、頼朝を倒すには三種の神器が必要なのです。ルートの中に隠されて
 いる三種の神器(勾玉、剣、鏡:これらがないと頼朝と戦う時に圧倒的に不利になる)
 を見つけていかないとならないのです。

 一種なぞ解きのような味付けもしてあり、いろいろなルートが楽しめるといった
 点で、かなり斬新なアイデアでした。

 それより何よりゲーマー達の度肝を抜いたのは、そのキャラクターの大きさでした。
 いまでこそ画面いっぱいに広がるキャラクターとか表現できますが、むかしの
 コンピュータレベルでは小さいキャラを表現することが精一杯だったのです。
 しかし、この源平討魔伝はちがいました。影清の大きさはTVモニタの3分の2の
 大きさを占めていたのです。この大きなキャラクターに度肝を抜かれたのは
 私だけではないでしょう。影清の動きもまた美しかった。剣を振る動き、ジャンプ
 した時の動き、関節。すべてがリアルに感じたものです。

 FCに移植されると聞いた時にとても嬉しかったのですが・・・
 なぜかボードゲームになってしまいました(笑)

 PCエンジン版の出来は結構いいです。
 でも、その出来には満足できずに、本物(基盤)を買ってしまったのは内緒です(^^;

 次回は「EVE 〜burst error〜」(シーズウェア)です。

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