第9回目は、パソコンゲーム史上もっともヒットした(と私自身は思う(^^;)、
 「Ys(イース)」(日本ファルコム)です。

 ジャンル  アクションRPG

 対応ハード一覧
   PC8801mk2SR以降(1〜3)
   MSX(1〜3)
   FC(1、2)
   PCエンジン(1〜4)
   MD(4のみ)
   SFC(1〜5)

 おすすめ度
   音楽          5
   ストーリー    4
   操作性        5
   熱中性        4
   総合          5

 こうざっと書いただけでも(あやふやな記憶ですが(^^;)結構な繁栄を見せていた
 と思われます、イースですが。

 もともとパソコンで1が発売された当時、ザナドゥの人気が高かったファルコム
 ですが、その余勢をかって購入する人が多かったのでしょう、空前のヒットと
 なりました。そして2の発売。最初から2部にわけて発売するつもりだったのか、
 そのストーリー性とキャラクターの魅力、ゲームバランスのよさに惹かれて
 爆発的なヒットになりました。

 パソコンゲーム誌「コンプティーク」上ではたしか数年間人気ランキングの1位を
 保持していて記憶があります。

 肝心のストーリーですが、冒険者アドル=クリスティンの1サーガとして描かれて
 います(全シリーズ共通)。突然現れた魔物達。イースという国、そしてイースの消滅。
 徐々にその謎が解明されていくことにプレイヤーは虜です。
 1・2は2つで1セットの観があります。

 そして、過渡の期待を持たれたゲームは無理にでも続編を出し・・・失敗する。
 「3」を待ち受けていたのはまさにそのような宿命でした。
 単独で発売されていたならそれなりの人気を得たと思われますが、1・2が
 偉大すぎたために陰に隠れてしまったようです。

 「4」は起死回生のごとくCDROMの大容量を生かして発売されましたが、
 シナリオもゲーム性も遠く及ばないものでした。

 「5」はSFCだけの発売でした。イース完結ということでそれなりの下馬評を
 得ていたのですが・・・それなりには楽しめたんですが・・・やっぱりどこか
 物足りないものがあったのは事実でしょう。

 イース1・2は「古代祐三」というミュージシャンによって作曲された曲を
 使っています。ちょっとしたゲームファンなら彼の名は聞いた事があると思います。
 代表的な曲としてはSFC初期のアクションゲーム「アクトレイザー」(エニックス)
 が有名でしょう。テンポの良い曲は今でも心に残る名曲です。

 今プレイしても全然違和感を感じないゲームですので、ゲーム屋さんで見つけたら
 是非プレイしてみてください。初心者でもちゃんと進めるくらいのレベルですから。

 あ、多分期待している人がいるので書き加えておきますと、
 このイースというゲームのヒロイン「リリア」がオーディションによって選ばれ、
 TVドラマやCDで登場していた事を加えておきます(^^)

 次回は知る人ぞ知る「ギャラクシアン3」(ナムコ)です。

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