2001/12/26サンダーV2(MACY)

タイプ Aタイプ(A-400):IR
ハズシ難易度 B
俺的熱い瞬間 BIG終了後数ゲーム

<概要>
あの一世を風靡したサンダーVの後継機として登場。一時期はサンダー2001という名で大量獲得機だと言うウワサもありいろいろと憶測を呼んでいたが、(多分大量獲得機ブームが去ったので)AT機としてデビューを果たしたのだろう。このマシンのウリはそのBIG確率。設定1でも1/350程度と獣王などと比べてもはるかに良い。ATの突入確率も申し分ない。問題はATの獲得枚数。平均すると200枚程度しか見込めないのでATに過剰な期待をするのは禁物。

<通常時>
サンダーVモード、サンダーV2モード、沖スロモード、エディットモードと4モード存在する。サンダーVモードはその名の通り、液晶を使わない昔ながらのサンダーVっぽい演出を楽しめる(予告音主体)。前作に比べ予告音が大きくなったので、聞き逃すこともなくGOOD。サンダーV2モードは液晶主体。液晶が派手に動き、最終的に小役orボーナスが確定する。沖スロモードはその名の通り沖スロチック。成立ゲームで液晶が赤く染まるので誰でもボーナス察知が可能(笑)エディットモードは各種小役に対する予告音、フラッシュ等の割合を変えられるので、自分好みの演出を作ることが出来る。

なお、ウワサだが、各モードでラッシュ突入確率が異なるという話も・・・

<BIG時>
成立小役は液晶に表示されるのでスイカ、チェリーは狙うこと。スイカはチェリーと複合で取れるようだが、あまり体制に影響なし。ハズシは3連Vを狙えばOK。スイカ(12枚)の出方に左右されるが、400枚弱の枚数が見込めるだろう。

<イナズマラッシュ(抽選/突入時)>
BIG後、チャンスゲームとして数ゲームの間台上部のトップランプが点滅する。その間の小役獲得回数(正確には小役によるメダル獲得枚数)によって、イナズマラッシュ(以下IR)の抽選確率が変わってくるのだ。小役により22枚以上獲得していればラッシュ確定!(リプレイは3枚小役としてカウントされる(ようだ))。数ゲーム後に発動する(30G以内くらいか?)。ちなみにIR自体、連チャン性があり最高100連。平均すると2連程度らしいのであまり期待しない方が。

ラッシュ中は6択で成立しているベル(8枚役)をナビ。1ゲームあたり3枚程度しか増えないが・・・。最低50Gが保証されている(ようだ)。それ以上のゲーム数を狙うには・・・液晶中に出ている小役をそのゲーム数以内に引けばOK(取りこぼし可らしい)。すると規定ゲーム(50G)終了後、CLEARの文字とともに延長。5G(50Gの時もあり?)の延長。そこでも規定小役が表示され(主にスイカ)、引ければ延長。さらに5Gの間に規定小役(主にチェリー)が、表示され・・・これをクリアすると・・・スーパーイナズマラッシュ(以下SIR)!

SIRは継続ゲーム数未定(内部的には決定してるか?)で最低500G。最高7000Gということだ。平均するとン千Gだとか。その間ずっとベルをナビ。一撃数千枚。まぁ、めったに入らないだろうから気にしなくても(笑)

<総評>
ボーナス主体のゲーム性にしたことにいろいろと議論の余地はありそうだが、基本線としては間違っていないと思う。やはりサンダーVが売れたのはゲーム性が素晴らしかったからだし。それにラッシュをつけること自体どうか、というのはこの際問わないことにしよう。昨今の流れから行って当然の成り行きだろうから。

問題はラッシュ。あまりに中途半端でオマケでつけたとしか思えない。さらにオマケでつけたとしか思えないのがSIR。あれ付けるならIRの連チャン回数を増やした方が出玉期待率としては上がったのではないだろうか。サンダーで夢を追いかけるってのがイマイチ似合わない。堅実さがウリなはずなのに・・・

ゲーム性をなるべく崩さずにATマシンにしようと必死になっているのは分かる。が、ATマシンなので出目がある程度までは単調になってしまい、サンダーのもつ出目を踏襲しきれていないのが残念。