2000/03/30 アラベスク(山佐)
タイプ Aタイプ(A-400) ハズシ難易度 赤7が見えればC 俺的熱い瞬間 予告音アリ、ナビなし(スイカorチェリー) テトラリールにこだわりをみせる山佐。コングダムでテトラリールの真骨頂を見たかと思いきや、とんでもない機種を出したものだ。
バックライト採用でリールがきれいになった。更にフラッシュ(サンダーVなどとはちがい演出専用)もあり。ステレオPCM音源。改良点を上げればきりがない。
今度のテトラはいままでのテトラとは一味もふた味も違う。なんと、リーチ目にからんでくるのだ。通常リールのリーチ目はもちろんだが、通常リールでハズレ目でも中右リールとテトラでリーチ目を形成することもありうるのだ。よって、第3ボタンを押すまでドキドキ感が持続するといったしくみだ。これはかなりイケている。毎回テトラは動くのだが、最初はウザったいかと思っていたテトラも慣れるとなんかかわいらしくていい(笑)
今までのテトラでは完全ハズレ目でもテトラが動いたりしてまったく期待感がないこともしばしばあったのだが、テトラがリーチ目に絡んでくることによって毎ゲーム期待が持てる。通常リールでのリーチ目のほうがテトラがらみのリーチ目より若干多いような感じがするが、それはそれ。
もちろん、いままでのテトラのように子役ナビなどもあり、テトラのアクションもあり。ただ、ハイパーテトラアクションと名づけられたアクション(中右で同色ボーナス絵柄テンパイ時に発動)はなかなかおきない(基本的にオヤジ打ちなので)のはちょっと残念。
一番熱いのが予告音テトラ停止なし。予告音がなると子役ナビとしていったんテトラが停止してナビゲーションする(外れればボーナス)のだが、とまらないとチェリーorスイカorボーナス。これが熱い。ねらって1リール目でこれらを否定すればそれで1確目になる。熱い。
BIG中はテトラ内の3連7が虹色に輝く。これがまた美しい。基本はベル(8枚)だが、スイカ(15枚)もたまにそろうので目押し要。ただし、引き込みがわるいところが何個所かある気がする・・・。ハズシはそれほどむずかしくはない。400枚は問題なく取れるだろう。
ただ、問題は機械割。設定6でも108%。まぁハズシを考慮してない数値なのだろうが、食うにはちょっとなぁ・・・と言った感がある。ノーマルなAタイプなので昨今の爆裂CT機や大量獲得機には及ばないのはあるいみ仕方ないが・・・ちょっと物足りないかなぁ。
ゲーム性に関してはとにかく秀逸なので遊びがてら打ってみるのがいいかもしれない。液晶なんかなくてもここまで演出できるんだという山佐の意気込みが感じられる。
惜しむらくは、BIG&REGの告知もあってもよかったのではないかということ。毎回どちらかの告知があればいいというわけではなく、数ゲームまわしているうちにどちらのフラグなのか分かるようになっていればなお初心者向けになったのではないかと思うのだが・・・